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執筆者の写真小林昇太郎

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日々感じた事、気になることを綴っていきたいと思います。

この2月に独立してからあっという間に9カ月が経ちました。

現在はいくつかの企業の顧問、コンサルティング業務を行っていますが、色々な場面でこれまで培ってきたことが活かされているように思います。


ここに至るまでには普通の人より少し多くのことを経験してきました。

大学を卒業してからは憧れの商社へ入社。配属先では製鉄会社(高炉・電炉)向けに設備や施設の販売に従事。ここでは日々ヘルメットを被って工場を周り、上司や現場の鉄鋼マンから商売のイロハを叩き込まれました。しかし、その商社が突然の自己破産(なんと長女の予定日が企業最後の日でした)。

一部上場の企業であってもこうも簡単に潰れるものなんだとその時に実感しました。


次に就いたのは非鉄金属メーカの海外営業。ここでは主に東南アジアを中心に貿易実務や対外的な交渉術を学びましたが、それ以上にメーカー側の人間として生産計画、品質管理、工程管理といった商社では学べない、より川上での業務を経験することができたことはその後のコンサルティング業務には役立っています。


そして船井総研へ。ここでは戦略コンサルティング部に所属し、自動車メーカーから製薬会社、通信事象者など様々な業種業態、そして企業サイズも中小から大企業まで多くの企業とお付き合いしてきました。

この船井総研での業務経験は私の人生の中でも大きなターニングポイントでした。

初めての本の執筆、旧共産圏(中央アジア)での10年に渡るローカル企業へのマーケティング支援業務、タイのメガバンクと船井総研も出資しての現地コンサルティング会社の設立、韓国ソウル市の諮問官など、実に多くのことを経験することができました。

また、One to Oneマーケティングと富裕層コミュニティの研究を目的として船井総研で立ち上げた「富裕層ビジネス研究会」も私自身の国内外のネットワークを大きく広げることに役立ちました。


12年ほど船井総研で勤務した後、あるオーナー経営者から声が掛かり、5年ほどそこの役員を務めましたが、そこでは元長野県知事の田中康夫さんのシンクタンクの立上げから企画運営させて頂く機会にも恵まれました。そしてこの2月に独立したわけですが、現在は、地方創生、地域活性をテーマにこれまで社会人になって27年ほど培ってきたこと、ネットワークを自分自身の強みにしながら日々の業務を行っています。

引き続きこれらを徹底的に活かし、時流を見極める中で新たなことも日々インプットしながら自分自身が世の中に貢献できることは何かを考え、一つひとつ着実に実践していきたいと考えています。


この6月には「事業維新-What!?」という主に経営者を対象にした事業を生み出す、活性化することを目的とした「場」も立ち上げました。

こちらは不定期な会ですが、こういったところでも皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。


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